それでも先へ行こう

リウマチ患者の日常を書いてみます

カメラ好き

直球な題名です。

 

さいころ父がPENTAXの一眼レフ、銀塩カメラを持っていました。カシャっていう音が大好きで、重いのに持たせてもらってフィルムの無駄使いをやっていたのを覚えています。

大人になって、病院勤務時代は非公式カメラ部をみんなで設立、部長にはレントゲン技師長になっていただきました。この方、お仕事で写真(レントゲン!)撮っているのとは別の顔としてアマチュアカメラマンの顔をお持ちで受賞もなんどかされたことのある。我々素人を近くの公園に連れて行って「カメラはカメラそのもののばかりが良くても仕方がないよ。構図だとか色の出し方だとか、コンパクトカメラでもできることがいろいろあるんだよ。」と教えてくださいました。

そうは言われても、あこがれの一眼レフ。軽量のPENTAXをやっぱり買っちゃったのが独身時代。

そうこうしているうちに、デジタルカメラなんぞというものが出てきました。銀塩カメラ、いいんですけど現像にお金がかなり取られる。デジカメなら自宅のPCで画像が扱えるってこと!?

OLYMPUS CAMEDIA C3030

レンズ交換の出来ないデジカメです。だから一眼レフって言わないのかもしれないけど。これが長い間の相棒でした。

 

大きくて重かったけど、なんだか安定感のあったカメラでした。

この当時、それなりの大きさのカメラを持って撮影している女子は少なかった。桜なんか撮ってると、「ここがいいよ」と三脚たたんだおじさま達に場所を譲ってもらえたりしたものです。カメラのこと聞かれたりしてね。デジタルカメラが珍しい存在でした。

その後、北海道へ旅行した時にカッコイイ女性がCanon EOSを持ってるのをみて買ってみたり。

 

ところがその買ったEOS 40Dが動かなくなってまもなくワタシの手もあまり動かなくなりました。

カメラはホールド命です。手の力がなければグラグラして撮影できない。あの重い機体を持つのはムリでした。EOSは修理に出すこともなく今でもワタシの押入れに入っています。その後諦められずにコンパクトカメラとか買ってみたんですが、どうもしっくりこない。

そんなところに登場したのがマイクロフォーサーズ。ミラーレス一眼でした。軽い、でもある程度口径の大きなレンズだからボケも決まるし望遠も付けられる。

 

今の相棒は LUMIX GM5 。すごく小さくて軽い。でもちゃんとレンズも上出来な感じ。

でも。最近すこし思うのです。

小さなカメラに移行してから、ファインダー覗いてちゃんとした体勢で写真撮ってないなあ。って。

EOS 40Dとかって姿勢をちゃんとしないと撮影できなかったんですよね。今のカメラって液晶を見ながら撮れてしまう。これじゃあスマートフォンのカメラと変わらない。簡単にできることって簡単に止めてしまうような気がする。

確かにカメラが小さく軽くなってくれたおかげでワタシはこの趣味を手放さずにすんだ。だからこそ、もう少し楽しんであげないと勿体無いなあ。来週くらいはどこかに撮影に行ってみようかな!?