それでも先へ行こう

リウマチ患者の日常を書いてみます

少しでも・・

ブログは結構書いてるだけど。初めてかもしれない。病気のことをメインにするのは。

 

 

私は薬剤師として薬局で働いています。7年前、38歳で足の裏の痛みに気が付きました。

階段が登れない。登ったり降りたりが痛い。へんなやつだー、体重が増えたか?と思っていました。

数ヶ月後、手の甲や指の関節が痛くなりました。朝痛い。とにかく痛い。曲げようとすると痛い。ふと思い当たる節がありました。1ヶ月我慢しましたが、痛みは増していきます。意を決して、知り合いの医師のところを受診します。

「更年期かもよーーー♪」

一緒に仕事をしたこともあって、よく知っている医師は私の疑いを晴らすように笑い、血液検査とレントゲンを行いました。レントゲンは異常なし。血液検査は2週間後。

「あたりだよ。関節リウマチの可能性が一番高い。」

次の受診でそう告げられました。

 

それから数ヶ月。痛みや炎症の数値があがり手首が曲げにくくなりました。

薬を紙の薬袋に入れることすら困難になりました。

リマチル200mgと漢方薬、ロキソニンから薬物治療は開始されました。
3ヶ月で寛解方向へ。手首の動きに制限はありましたが、指の動きは良好。足も問題なくなりました。

 

一時、寛解していたのですが、3年後に再燃。

今度は指が腫れるので動きにくい。リウマトレックスを追加されることになりました。

 

そしてまた3年後に悪化。今月からリウマトレックスの増量です。

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最初の数ヶ月で(趣味で楽器演奏もしていたので)さすがにバイオリンの演奏ができなくなりました。でもまだピアノは弾けました。調理もかなり辛くなりました。掃除も洗い物も(特に重い鍋!)やりにくくなりました。
次の再燃で、ピアノを弾くのも大変になりました。CanonEOS40Dを所持していたのですが、この重さを支えることができなくなりました。
今回の悪化は主に親指や中指の動きを妨げたので、キーボードが打ちにくくなりました。一眼レフもある程度軽いミラーレスを持っていたのですが、肩周囲炎をよく起こすので、これまた持つのが苦痛になりました。

 

でもその都度、いろいろ代わりにすることで乗り切ろうとしました。

調理は冷凍食材を買い込んでますし、音楽は楽器でななく合唱をやることにしました。ミラーレス一眼は本当に撮影旅行する時だけで、あとはコンデジを購入して撮影することにしました。洗い物は夫がやってくれています。

 

一応医療者ですので、リウマチがどのような病気でどのような経緯をたどるのか、理解はしているつもりです。どこに炎症を持つかわからない病気。どこにどのようなことになるかは人によって違います。それでも私に起こることは、他の人にも起こるかもしれない。その時にどうやって対応したか・・・?どういう状態だったかを記録しておくべきになってきたのかな。と考えるようになりました。

 

飽き性なので、どこまで続くかわかりませんけどね。(そもそもここをどれだけの人が見るのかすらわからない・・^^;)